中野 健一

はつり工事部 はつり工事課 課長

2000年入社

入社の動機、業務内容を教えてください

働きがいがあり、
自分の力を発揮できる職場です。

私は前職で、テクノサービスと同じような業種の会社に勤めていました。しかし、事業規模がそう大きくなかったので、もっと自分の力を生かせる会社で働きたいと思うようになり、転職を決意。当時よく工事現場で出合うことがあったテクノサービスは、安定した受注があり、働きやすい環境だと感じ、先代社長に入社の相談をさせていただきました。すると「やる気があるなら」と受け入れてくださって。とてもありがたかったですね。

私の仕事は、コンクリート造りの大きな構造物やブロック塀、建物の壁・床などを工具を使って壊す「斫り(はつり)工事」です。コンクリートの解体だけでなく、例えば建築工事の妨げになるような大きな岩石を削岩して取り除くこともあります。ハンドブレーカーや削岩機といった工具で少しずつ破砕していくのですが、気を付けないとケガにつながることもあるので、“焦らない”“慣れで作業しない”ことを肝に銘じ、いつも緊張感を持って作業を行っています。

仕事への思いを教えてください

失敗しながら覚え、
“自分だけの技術”を身に付ける。

斫り工事は、いかに速く解体することができるか、残すべきところをいかにきれいに残せるかが大事なポイント。対象物のどこに、どういう角度で工具を入れれば最大の効果が出るかを見極め、できるだけ少ない時間と手間で解体できるよう作業を進めていきます。建築年数や使用されている材料によっても変わるので、見極めは難しく、工具を入れる位置を間違えるとなかなか壊すことができません。でも、経験を積むことでそれがだんだん分かるようになっていきます。だから、“実践あるのみ”で仕事を覚えていきました。

今では私も中堅のポジションとなり、後輩に仕事を教えることが多くなってきました。私が指導で気を付けているのは、“自分自身で考えてもらう”ということ。私のやり方を押し付けても、それがその人に合っているとは限りません。できるだけ口を出さず、まずは自分でやってもらう。もし失敗したとしてもその原因を自分で考え、その中から“自分だけの技術”を見つけてほしいと思っています。

やりがい、今後の目標を教えてください

これまでの経験を生かし、
見積書作成業務等も。

毎日のように作業する場所や環境が変わるのがこの仕事の面白いところでもあります。私がこれまでで一番印象に残っているのは、若桜町の氷ノ山山頂での仕事。山小屋建築のため地面を掘削していたら巨石が出てきたとのことで、私たち斫り工事課の3名にその撤去作業が任されました。1人約30㎏ずつ工具を背負い1,510mの山頂まで登山したのは大変でしたが、眺めのいい山頂での作業なんてなかなか経験できることではないので、とてもいい思い出になっています。

現場での作業がメインですが、近頃は見積書の作成を任せられることもあります。これからはそういう機会が増えてくると思うので、お客さまとの打ち合わせの進め方、ご依頼内容に応じた作業人数・日数、必要な資材等にかかる経費の試算方法などを少しずつ勉強していけたらと思っています。

ONEDAY SCHEDULE

ある1日の流れ

  • 7:00

    出勤・今日の作業の準備をして現場へ

  • 8:00

    朝礼・ミーティング

  • 8:30

    現場作業

  • 10:00

    休憩

  • 10:30

    作業再開

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    次の現場へ移動

  • 13:30

    作業開始

  • 15:00

    休憩

  • 15:30

    作業再開

  • 16:50

    翌日の作業内容を確認した後帰社・片付け

  • 17:00

    退勤

DAY OFF

休日の過ごし方

野外でバーベキューをするのが好きです。美味しい食材を用意してこんがり焼いたり、簡単な料理をしたり。ビールを飲みながらそれらを食べるのが最高のリフレッシュですね。海岸や川辺、山あいのキャンプ場など自然の多いところに出かけ、家族や友人、同僚らと一緒に楽しんでいます。

MESSAGE

入社を希望する方へのメッセージ

弊社には斫りの他、アンカー工事、注入工事、カッター工事などの業務もあるので、きっと自分に合った仕事が見つかると思います。社員みんなが丁寧にサポートしますので、ぜひ一緒に仕事をしましょう!

業務の特性上、スーパーのバックヤード、閉店後の百貨店、開通する前の自動車道やトンネル、完成前のダムなど、一般の人は足を踏み入れることがない空間に行けるのが魅力の一つ。そういうちょっとした楽しみがモチベーションになりますし、日々作業する場所や環境が変わるので、いつも新鮮な気分で仕事ができますよ。

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